どうも、ジャングルオーシャンのミケです。
今日はjQueryで作るページのトップへ戻るボタンのご紹介だよ!
ページのトップへ戻るボタンとは
ページのトップへ戻るボタンは
例えば、スクロールする量が多いページなどで
一番上に戻りたい時に
パソコンだとマウスホイールをカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリってやるのは大変だし
スマホだと指をスッスッスッスッスッスッスッスッスッスッスッスッって動かすのも大変だよね
そこで、クリック一つでページの一番上に戻るボタンがあると便利!
ということでできたボタンがページのトップに戻るボタンなんだ
だいたいページの右下に固定されて表示されている事が多いね。
イメージはサンプルデモページを見てみてね。
jQueryを導入する
まずはjQueryを導入するよ!
ファイルをダウンロードして導入する
jQueryの公式サイトからファイルをダウンロードしてね。
ダウンロードができたらファイルを読み込ませるコードを書こう!
CDNを使って導入する
CDNを使って導入することもできるよ。
CDNの場合はファイルをダウンロードせずに
以下のコードを書くだけで大丈夫だよ!
シンプルなページのトップへ戻るボタン
まず最初はシンプルなページのトップへ戻るボタンを実装してみよう!
記述は以下のようになるよ。
HTML
TOP
CSS
#topBtn{ background: #3b3b3b; color: #fff; position: fixed; right: 20px; bottom: 20px; border-radius: 50%; width: 55px; height: 55px; display: flex; justify-content: center; align-items: center; cursor: pointer; }
jQuery
//id属性がtopBtnの要素をクリックすると $('#topBtn').click(function(){ //画面の上から0pxの所まで500ミリ秒(0.5秒)かけてアニメーションしながらスクロールする $('html, body').animate({scrollTop: 0}, 500); });
途中から表示されるページのトップへ戻るボタン
次はスクロールしていると途中から表示されるページのトップへ戻るボタンを
実装してみよう!
記述は以下の通りだよ。
HTML
TOP
CSS
#topBtn{ background: #3b3b3b; color: #fff; position: fixed; right: 20px; bottom: 20px; border-radius: 50%; width: 55px; height: 55px; display: flex; justify-content: center; align-items: center; cursor: pointer; }
jQuery
$(function() { //ボタンを非表示にする $('#topBtn').hide(); //画面をスクロールしたとき $(window).scroll(function() { //1000pxより多くスクロールした場合 if($(this).scrollTop() > 1000) { //ボタンをフェードインさせる $('#topBtn').fadeIn(); //それ以外の場合 } else { //ボタンをフェードアウトさせる $('#topBtn').fadeOut(); } }); //id属性がtopBtnの要素をクリックすると $('#topBtn').click(function(){ //画面の上から0pxの所まで500ミリ秒(0.5秒)かけてアニメーションしながらスクロールする $('html, body').animate({scrollTop: 0}, 500); }); });
ある要素を過ぎると表示されるページのトップへ戻るボタン
HTML
まだ表示されません。
ここから表示されます。
表示されています。
TOP
CSS
#topBtn{ background: #3b3b3b; color: #fff; position: fixed; right: 20px; bottom: 20px; border-radius: 50%; width: 55px; height: 55px; display: flex; justify-content: center; align-items: center; cursor: pointer; }
jQuery
$(function() { //showBtnクラスのついた要素の位置情報を取得して変数showに入れる const show = $(".showBtn").offset(); //ボタンを非表示にする $('#topBtn').hide(); //画面をスクロールしたとき $(window).scroll(function() { //スクロールした量より変数showのトップからの高さの方が小さい場合 if($(this).scrollTop() > show.top) { //ボタンをフェードインさせる $('#topBtn').fadeIn(); //それ以外の場合 } else { //ボタンをフェードアウトさせる $('#topBtn').fadeOut(); } }); //id属性がtopBtnの要素をクリックすると $('#topBtn').click(function(){ //画面の上から0pxの所まで500ミリ秒(0.5秒)かけてアニメーションしながらスクロールする $('html, body').animate({scrollTop: 0}, 500); }); });
ページのトップへ戻るボタンを記号で表示したい!
今までのサンプルで作ったボタンは
ボタンに「TOP」と文字が表示されていたけど
これを文字じゃなくて記号を表示したいという場合もあるよね。
今回は、Font Awesomeを使ってボタンを記号で表示する方法を紹介するね!
ちなみにFont Awesomeは「フォント オーサム」って読むよ!
まずはheadタグ内にこのコードを記述しよう!
これでFont Awesomeを使う準備はできたよ!
次にFont Awesomeのページに行って使いたい記号を選ぼう。
このページにはFont Awesomeで使えるアイコンがずらっと並んでいるんだ。
ちなみに薄いグレーになっているアイコンは有料会員にならないと使えないよ。
このページにある検索ボックスで使いたいアイコンを検索しよう!
今回は、「arrow」と検索して出てきた「arrow-up」というアイコンを使うよ。
使いたいアイコンをクリックすると、アイコンのページに飛ぶから
そこで下の方にある「Start Using This Icon」をクリックしよう。
そうするとモーダルウィンドウが出るからそこに書いてある
HTMLのコードをコピーしよう。
これをさっきまで「TOP」という文字を入れていた所にコピペしよう。
これで記号を使う準備はできたね。
それじゃ、それぞれのコードをみていこう!
HTML
まだ表示されません。
ここから表示されます。
表示されています。
CSS
#topBtn{ background: #3b3b3b; color: #fff; position: fixed; right: 20px; bottom: 20px; border-radius: 50%; width: 55px; height: 55px; display: flex; justify-content: center; align-items: center; cursor: pointer; }
jQuery
$(function() { //showBtnクラスのついた要素の位置情報を取得して変数showに入れる const show = $(".showBtn").offset(); //ボタンを非表示にする $('#topBtn').hide(); //画面をスクロールしたとき $(window).scroll(function() { //スクロールした量より変数showのトップからの高さの方が小さい場合 if($(this).scrollTop() > show.top) { //ボタンをフェードインさせる $('#topBtn').fadeIn(); //それ以外の場合 } else { //ボタンをフェードアウトさせる $('#topBtn').fadeOut(); } }); //id属性がtopBtnの要素をクリックすると $('#topBtn').click(function(){ //画面の上から0pxの所まで500ミリ秒(0.5秒)かけてアニメーションしながらスクロールする $('html, body').animate({scrollTop: 0}, 500); }); });
ページのトップへ戻るボタンを画像で表示したい!
次は「TOP」と文字で書いていたボタンを画像で表示してみよう。
HTML
まだ表示されません。
ここから表示されます。
表示されています。
CSS
#topBtn{ position: fixed; right: 20px; bottom: 20px; cursor: pointer; } #topBtn img{ width: 200px; transform: rotateZ( 90deg ); }
jQuery
$(function() { //showBtnクラスのついた要素の位置情報を取得して変数showに入れる const show = $(".showBtn").offset(); //ボタンを非表示にする $('#topBtn').hide(); //画面をスクロールしたとき $(window).scroll(function() { //スクロールした量より変数showのトップからの高さの方が小さい場合 if($(this).scrollTop() > show.top) { //ボタンをフェードインさせる $('#topBtn').fadeIn(); //それ以外の場合 } else { //ボタンをフェードアウトさせる $('#topBtn').fadeOut(); } }); //id属性がtopBtnの要素をクリックすると $('#topBtn').click(function(){ //画面の上から0pxの所まで500ミリ秒(0.5秒)かけてアニメーションしながらスクロールする $('html, body').animate({scrollTop: 0}, 500); }); });
レスポンシブでボタンの表示非表示を切り替える
正直、あんまり使うことはないかもしれないけど
ボタンをレスポンシブページで使うときに
表示、非表示を切り替えたいという場合もあるかもしれないよね。
そんなときは以下のような記述をすると
デバイス毎に表示、非表示の切り替えをすることができるよ。
今回、ブレイクポイントは768pxで作っているよ。
HTML
まだ表示されません。
ここから表示されます。
表示されています。
CSS
#topBtn{ position: fixed; right: 20px; bottom: 20px; cursor: pointer; } #topBtn img{ width: 200px; transform: rotateZ( 90deg ); } @media screen and (max-width: 768px){ #topBtn{ display: none; } }
jQuery
$(function() { //showBtnクラスのついた要素の位置情報を取得して変数showに入れる const show = $(".showBtn").offset(); //ボタンを非表示にする $('#topBtn').hide(); //画面をスクロールしたとき $(window).scroll(function() { //スクロールした量より変数showのトップからの高さの方が小さい場合かつウィンドウの横幅が768px以上の場合 if($(this).scrollTop() > show.top && window.matchMedia( "(min-width: 768px)" ).matches) { //ボタンをフェードインさせる $('#topBtn').fadeIn(); //それ以外の場合 } else { //ボタンをフェードアウトさせる $('#topBtn').fadeOut(); } }); //id属性がtopBtnの要素をクリックすると $('#topBtn').click(function(){ //画面の上から0pxの所まで500ミリ秒(0.5秒)かけてアニメーションしながらスクロールする $('html, body').animate({scrollTop: 0}, 500); }); });
まとめ
無事に実装できたかな?
1クリックでページの一番上まで戻れるから
結構便利な機能だよね。
ぜひ自分のウェブサイトにも導入してみてね。
それじゃまた今度!
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